介護体験で得たもの
2007.07.13
大学時代、介護ヘルパーのアルバイトを友人から紹介され、それ以来4年(2002年〜2005年)ほど経験がありました。始めは時給が1,000円以上と良くって、恥ずかしながら貧乏学生だったのもあり、お給料の条件で選んだ部分もあったかもしれません。
でも続けていく内に介護の難しさもまた、楽しさも少しだけ分かった気がします。
なんと言っても人と人との関わり合いのお仕事じゃないですか。
『介護』、そりゃあ相手の方は障害を持ってらっしゃる方です。でも同じ人間。相手を尊重しつつ自分の介護が自分よがりなものにならないようにと言う点が難しい。
ご飯を食べる時、右利きの自分だったら箸を持って右側から、しかもちょっと下の方から食べ物が入ってきます。
そう、食事介護の時、まずは自分で食べている感覚をもう1度
見直すのです。
だから相手の右側に座って食べ物を下の方から運んであげたり、
スープや飲み物なんかはスプーンの運び方も難しかった。
咀嚼している時間を十分に取って上げたり、次に運ぶ感覚もまた考えどころでした。
その他、車椅子の移動は自分でも乗って目線や体感を実体験しました。ちょっとしたお店の看板や駐輪している自転車、車道とのブロックの段差などが歩いている時には感じられないのに、車椅子になるとはっきりと『障害』となってしまうことに驚きました。障害者の方だって電車も乗るし、そしてデパートでショッピングだってされるのです。
今現在、そういう方々を思って考えられた施設って一体どれくらいあるんでしょうか。
1番進んでいる都会でさえ、まだまだだなぁって思ったのですから地方であればもっと、不便な状態なのだと思います。
またやっていて楽しいこともたくさんありました。
それはやはり最初の緊張した探り合いの状態からコミュニケーションがとれて、相手も心を許してくれた時。
そうなってくると介護をしているこちらも相手の本当にしてほしい事や食べたいものが分かるのでお互いにストレスなく時間を共有できるから。
やはり欲求をちゃんと叶えてあげられない、果たせないのが私にとっては申し訳なかったので。
こんな介護のお仕事でしたが、本当はもっと奥深いものだと思うし何よりやりがいがありましたね!
この時の経験をまた生かせる日が必ずやってくるって今は思っています。
真面目に語ってしまいましたが、お給料は本格的に介護ヘルパー2級以上や介護福祉士の資格を取り、仕事としてやれば十分のお給料がもらえると思います。
余談ですが体力を使う場面もありますので腰の使い方はいつも注意されました。















